カテゴリー別アーカイブ: 映画「ホテルチェルシー」

ホテルチェルシー:イーリーホラー映画祭にて上映

映画ホテルチェルシーが10月7日から10日にペンシルバニア州のパラマウントシアターで行われるイーリーホラー映画祭に上映されることになりました。映画祭の特別ゲストにはアメリカインディ映画で大成功を収めた「クラークス」とハリウッドによるその続編「クラークス2」の主演ブライアン・オハロランさんが登場するとのこと。

ブライアンさんとは以前同じくペンシルバニアで撮影した映画「Brutal Massacre: A Comedy」というホラー映画制作の舞台裏を描いたコメディ映画で共演した。その後のニューヨークでのプレミア時でも再会した。ブライアンさんはとても気さくで、共演者だれとでもフレンドリーだった。

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再投稿:映画「ホテルチェルシー」ストーリー解説

7月16日に映画「ホテルチェルシー」DVDが販売、レンタル開始となりました。以前本ブログで紹介したストーリー解説を再度ご紹介したいと思います。また、ホテルチェルシー関連の投稿は「映画ホテルチェルシー」のカテゴリーにまとめてありますので、合わせてご覧頂ければと思います。また、上の「メディア情報」にはホテルチェルシー公開に基づきインタビュー頂いたメディアを紹介しています。インタビューでは製作の裏側のエピソードもご紹介していますのでご覧ください。

最後にあたらめて映画「ホテルチェルシー」をご覧頂いた皆様に感謝申し上げます。

ヒロ・マスダ

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以下再投稿

ホテルチェルシーのストーリーは3つの世界からできています。1つは現実の世界でスミス刑事が取り調べを行っている。2つ目はエミの供述の世界。3つ目はエミの供述の中に出てくる回想の世界。いわば映画が始まってすぐに私たちはエミの心理の中(2と3の世界)を視覚化して見ていることになります。またエミの供述の断片の時系列は前後し前のシーンや後に出てくるシーンと繋がっていきます。このストーリー解説を入り組んだ謎のヒントに使って頂ければと思います。****これよりさきはネタばれを含みます。それではスミス刑事の供述調書と仮定してエミの供述を時系列ごとに追っていきたいと思います。

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ニューヨークタイムズ特集記事「C’est Magnifique」 

6月26日土曜日のニューヨークタイムズの記事に友人のアルフレッド・アルブリジオとアルブリジオ家が長年経営しているジュエリーショップ「C’est Magnifique」(セ・マニフィーク)が特集されていた。記事には1959年からニューヨークのグリニッジビレッジにある彼の店の歴史、創業者である彼の大叔父のファンジーことアルフォンゾと妻のジョセフィンと、そしてあるイアリングについて書かれていた。また、ニューヨークの街の移り変わりも伝えていた。

私とC’est Magnifiqueとの出会いは私がニューヨークに滞在していた時にさかのぼる。スカルリングが好きで当時からよくカスタムジュエリーをオーダーしていた。スカルリングにはメメントモリという意味があり、これはラテン語で「人は皆死ぬのだから、生きている一瞬を大切に生きろ」という意味がある。

今、一番愛用しているゴールドのスカルリングもアルフレッドにオーダーしたものである。このリングには少し思い入れがある。私がニューヨークに渡る前、アルバイト先のお客さんから純金の小判を一枚頂いた。金はは世界のどこへいっても価値のあるものだから、何か困った時の為に持っておいてと言って頂いたものだった。ニューヨークに8年滞在しているお守りとして持っていた、幸運にもこの金に助けられるような困難には遭遇せずに滞在を終えた。帰国後、一度挨拶をしようとこの方を訪ねると、私の渡米して2年後に亡くなっていたことがわかった。その為,これから海外に出る際にもいつも身に付けていられるようこの純金の小判をアルフレッドがデザインしたスカルリングにしてもらった。

彼らのジュエリーラインの一つの「フラッシュポイント」は日本のファッション雑誌にも取り上げられることが多い。ニューヨークにいた時、日本に帰国する際、日本で発売になる雑誌なども買ってあげたりした。父親のアルフレッド2世も典型的なイタリア系アメリカ人で、英語のアクセントや人柄も含め古きニューヨーカーを象徴するような人である。人情や人のつながりを大事にする様は、日本の古い下町の人情にも似ている。

アルフレッドには映画「ホテルチェルシー」においてもストーリーの鍵となる結婚指輪のデザインも担当してもらい、また映画にも少しだが出演してもらった。

(c) Hotel Chelsea Film Partners 2009:映画ホテルチェルシーより:アルフレッドデザインの結婚指輪

この店のクライアントにはマドンナ、プリンス、パールジャム、ジョニー・デップなどがいて、改装前にはファンジーとジョニーデップとの写真などが店中に貼られていた。現在は3代目にあたるアルフレッドが店を切り盛りしている。

ニューヨークタイムズの記事にもどるが、あるイアリングが取り上げられている。ラインストーンでできたシルバーのシャンデリアイアリングである。店のショーケースに飾られているのだが、売り物ではないらしい。私もこのやり取りを一度見た事がある。ある女性客が見せて欲しいと頼むと、アルフレッドが「これ売り物じゃないんだ」と言っていた。なぜ売り物じゃないかというと、これは先代の妻が大事にしていたものであるからである。世界を回ってアンティークのジュエリーを集めていたジョセフィンはフォンジーとの結婚式にこのイアリングをつけていたのだという。しかし、ジョセフィンは1981年に亡くなって、ファンジーはこのイアリングを店頭に飾り続けていつという。

しかし、ファンジーは1994年にこの店で客と口論となりナイフで刺され殺害されている。79歳だったという。ブロンクス生まれの先代は、昔歯科技工士として働いていて、その技術を生かしジュエリーを製作していた。とても親切に人柄で、貧しいホームレスに食事を与えたりしていたという。先代の事は知っていたが、殺害されていたことは知らなかった。その後店は父のアルフレッド2世とアルフレッドが現在店を経営している。もちろん、ファンジーの意思を引き継ぐため、今でもアルフレッドもこのイアリングを決して売らない。

映画を作っているが、やはり本当のドラマは人間の人生にあるとあためて思うような特集記事であった。

ただ新聞の最後にはこの店の将来を心配している声が紹介されている。ビルのオーナーが代わり、店の賃貸契約があと2年で切れると言う。私がニューヨークにいた際も、ニューヨークの象徴と言うべき古いベーカリーやデリが閉店になる話題を耳にした。私の映画の舞台になった、チェルシーホテルもオーナーが代わり、改装計画が持ち上がっていた。久々にニューヨークに戻ると、無くなっている店があることも少なくない。

時代の流れかもしれないが、華やかなニューヨークの影で数々の歴史のあるニューヨークが消えている現状もある。アルブリジオ家3世代引き継がれているC’est Magnifiqueはこれからもニューヨークにあり続けていて欲しい。

デザイナーのアルフレッド (ホテルチェルシーにも友情出演)写真:(c) Ashley Gilbertson for New York Times

ニューヨークタイムズ:New York Time Article: The Earings. Not for sale. Funzy Said So by SARAH MASLIN NIR

http://www.nytimes.com/2010/06/20/nyregion/20joint.html

映画「ホテルチェルシー」追加劇場公開決定 

映画「ホテルチェルシー」の追加劇場公開が決定致しました。最寄りの皆様お誘い合わせの上、是非劇場へ足をお運びください。

スケジュールは以下の通りです。

7月3日(土)ー7月9日(金)レイトショー

山形 Movie On やまがた

7月10日(土)ー16日(金)19:00ー20:15

名古屋 シネマスコーレ

追加公開に至ることになり、改めてこの作品を取り上げて頂いたメディアの皆様、東京上映時に足を運んで頂いた皆様、そしてご感想やレビューを広めて頂いた皆様に感謝申し上げます。皆様のお声がこの映画の大きな支えです。

また、今回劇場にいらして頂ける皆様も、74分の上映後この作品を気に入って頂ければと願っております。

ホテルチェルシー劇場公開を終えて

本日14日で映画「ホテルチェルシー」の劇場公開日程が終わりました。劇場に足を運んで頂いた皆様全員に感謝申し上げます。また、小さなインディペンデント映画である本作品を紹介して頂いた全てのプレスの方々にも重ねてお礼を申し上げます。

企画書、脚本執筆から1年8ヶ月を経てようやく完成した作品でした。

私にとって映画作品を製作することをこれまでの目標としてきました。今回第一回脚本、プロデュース作品を製作するにあたり日本、ニューヨーク、メキシコで多くの人との出会いに恵まれ作品を残す事ができました。そして公開によりこの作品がアメリカ、ドイツでの映画祭でご覧頂いた皆様、そして日本劇場公開でご覧頂いた方々と出会う事ができたことが何より嬉しく思います。映画をご覧頂いた皆様にとって楽しんで頂けた74分であって欲しいと願っています。

今後とも「ホテルチェルシー」、およびこれから製作するヒロ・マスダの作品をよろしくお願い致します。

Ichigo Ichie Films LLC

ヒロ・マスダ

ホテルチェルシー脚本執筆エピソード:チェルシーホテル歴史とシェイクスピア

本日でホテルチェルシーの劇場公開が終了しました。ご来場頂いた皆様にあらためて感謝致します。ここで脚本執筆のエピソードを紹介したいと思います。今回「ホテルチェルシー」の脚本に影響を受けた要素にはチェルシーホテルの歴史とシェイクスピアがあります。

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5月12日:「ホテルチェルシー」トークショーにご来場いただいた皆様へ

本日は劇場まで足をお運びいただきありがとうございました。劇場にいらして頂いた皆様一人一人が映画への支えとなります。また作り手としては、一人でも多くの方々に見て頂けることが喜びでもあります。ご鑑賞後もし本作品を気に入って頂けた際には是非皆様の力で本作品を支えていっていただければ幸いです。

またこのブログにも撮影秘話を紹介しております。また、メディア情報のタグからこれまでのインタビュー記事へのリンクやホテルチェルシー公式ツイッターなどもございますので、ご鑑賞後一緒にお楽しみいただければと思います。

本日はご来場本当にありがとうございました。

ヒロ・マスダ

映画「ホテルチェルシー」を鑑賞頂いた方へ:ストーリー解説

公開から3日が経ちました。劇場へ足を運んで頂いた皆様本当にありがとうございます。ホテルチェルシーはご覧頂いたように、ストーリーは3つの世界からできています。1つは現実の世界でスミス刑事が取り調べを行っている。2つ目はエミの供述の世界。3つ目はエミの供述の中に出てくる回想の世界。いわば映画が始まってすぐに私たちはエミの心理の中(2と3の世界)を視覚化して見ていることになります。またエミの供述の断片の時系列は前後し前のシーンや後に出てくるシーンと繋がっていきます。このストーリー解説を入り組んだ謎のヒントに使って頂ければと思います。****これよりさきはネタばれを含みますので映画をご覧頂いた方のみ、また2回目のご鑑賞を予定している方のみにご覧頂く事をお勧めします。 映画「ホテルチェルシー」を鑑賞頂いた方へ:ストーリー解説 の続きを読む