映画の中の著作権

映画撮影で気をつけなければいけない点に、劇中に使用するロゴ、人物の写真、音楽など著作権の取り扱いになります。

例えばある特定のロゴを使用する場合には、ロゴに著作権が発生している場合があり、厳密には著作権保有者に許可をとらなければなりません。例としては、ハリウッドの撮影ではエキストラの衣装までこと細かく管理されています。一番最初に言われる事はロゴ入りの衣装の禁止です。よく映画を見て頂くと、ロゴ入りの衣装を着ている人は誰もいないはずです。

また、有名人の写真などを使用する時、たいていの写真には著作権保有者がいて、許可なく映画の中で使用する事はできません。ごくまれにパブリックドメインといってどこにも著作権を有さない、もしくは著作権の所在が不明な写真などもあり使用できますが、このような場合でもパブリックドメインであるという証明が必要になる場合もあります。

本日、某日本のインディペンデント映画を見ました。昨年から話題になった作品で商業リリースされたのですが、そこにアメリカの有名人の写真が使用されているシーンが1カ所ありました。もちろん、アメリカにいる写真の著作権保有者がこの写真を見つけ、クレームをつける確立は低いかもしれませんが、厳密に言えば、この写真の商業利用は著作権において大きな問題になります。

現在中国の著作権侵害が叫ばれています。ただ当局や国際機関が厳しくとりしまれない現実もあります。ただ、日本においてもこのよううな現状が起こっては、国際的信用の問題にもなりかねます。特にエンターテイメント産業かかわる人間であれば、明日の我が身ということで、著作権への更なる高い意識が必要になります。

製作者本人の法的責任の為だけでなく、著作権への高い意識をもち日本の映画が作られて行けばと思います。

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